医療の現場で少しずつだがアロマセラピーが取り入れられている。
アロマセラピー(英語)、フランス語ではアロマテラピーいうが、日本語では芳香療法と訳されている。
特にヨーロッパでは香りを楽しむ以外に、精油の皮膚への塗布や芳香剤、飲用と幅広く用いられるが、日本ではまだ一般的ではない。
フランスの薬局ではメディカルグレードの精油が医師や薬剤師によって処方され、医薬品並みの扱いを受けている。
松尾歯科では、待合室にディフューザーという精油をマイクロモーターで拡散させる器具を入れていて、毎月処方を変えて香りを出している。
今月の香りは「ベルガモット、オレンジ、グレープフルーツ」の3剤を合わせたものだが、精神の鎮静に役立っている。